治療実績集 No.193
- 20歳・女性
- 激しい歯列(歯並び)の乱れと、
酷い顎関節症、上下顎(アゴ)のずれ!
顎変形症を『骨切りの外科手術なし』
で治したケース
要望:『骨切りなし』の矯正治療を希望
(上下の正中のズレが、かなり大きいケース)
前提条件:アゴ(骨)を切らない約束で、
便宜抜歯を認めてもらう。
【一か八かの治療でなく、骨切りにならないための、次なる対処法を
幾つか用意して治療をスタートしています】
『責任』
通院8年目で完成 (6年目から途中転居で、東京から3ヶ月に一度通院、
妊娠と出産期間7ヵ月を空けてなど、含んだ期間)
「アゴを切らないと矯正治療できない。
普通の矯正治療は無理」と何軒も
言われたそうですが、
ある意味当然で、仕方ない診断だと思います。
しかし、当医院の技術では「アゴを切らない」
という約束で治療開始しました。
(万が一の治療のためのBプランも用意して)
さらに1本でも抜歯が少なくなったことは
喜ばしいことです。
感想と治療期間について
大変、根気強く通院していただきました。大変遠方ですので、本当にご苦労様でした。私共と協議の上、最後の期間は『計画的に2~3ヵ月に一度、更には妊娠出産を超えて』の通院になられ、こちらもその条件を了承して、問題とならない所まで、キッチリと治療の目処がつけれました。何より『互いに治療に妥協せず』満足して良い結果に終われたことは、今後の歯列の安定性と諸々の良好な体調に繋がるでしょう。
私共も安心します。
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最初から目標(並ぶ・噛める・顎関節症が和らぐ・など目標設定)が決まっていたから良かったのですが、この複雑なケースはいつ矯正治療が終わるか難しい答えでした。もちろん個人の歯の状態によって大きく変わりますので、明確には言えません。治療平均期間というものはありますが、あくまでも平均です。
だから、『これから矯正治療しようと思っている方』は、歯が並んだから、早く止めたいとは思わないで戴きたいです。矯正が中途半端で終わると、将来の歯が危険となりますので、どんな矯正治療する前にも、しっかりとご検討してください。