CASEBOOK:008 歯科関連
マイクロスコープは、万能か?
まず結論としましては、万能ではありません。
何でも治せるとは言えないようです。
それは、下記のような事案、エビデンス、事実があるからです。
最近、マイクロスコープが流行りで導入して『神経治療を自費治療』として施術している医院が多いです。
それは、歯の中がよく見えるから見落とすことがない??からです。
マイクロスコープは、要は拡大鏡もしくは虫眼鏡のようなものです。
確かによく見える高価な機械です。
だからと言って『診える』とは限りません。
診える=診断が適切である
とは言えないのです。
『見えること』は、『診えるに繋がる』第一歩ですが、診断は別の技術ですし、能力です。
我々の医院は『歯を残すという治療®』と言う技術がありますので、『歯が失くなることを懸念して』今までにこんなご相談をよく受けてきました。
「マイクロスコープで神経の治療を受けたが、痛みがおさまらない。キレイに神経の治療が出来ているというが」
「いずれ痛みは消えると言われるが、一向に回復しない」
だから、このままでは
『痛いから=歯が失くなる』と言う患者様の訴えには「なるほど」というご相談が、実は頻繁ごさいます。
まず残念ですが、情報で謳われているほど、マイクロスコープは『痛み』を止める救世主、万能薬にはなりえません。
もちろんメリットもあります。
ドクターにはよく見えます!!
しかし、デメリットもあります。
治るかどうかは別に高額です。
その事を情報として色んなメリット、色んなデメリットを理解して患者様は、マイクロスコープを受けて頂くと幸いです。