PROCESS 01
パッ!と見た感じは、酷くなさそうに見えます。
しかし、↑の歯周ポケットに白い膿が出ているのが見えます。
そう大きく腫れてないですが、本人さんは違和感を感じています。
PROCESS 02
プローブという器財で歯周ポケットの『深さ』を測定します。
患者様の『歯周病のなぜ?』歯磨きしているのに…
- 膿(うみ)が出る理由はなぜ?
- 出血する理由はなぜ?
- 歯が揺れる理由はなぜ?
- 時には膿が出なくても骨が歯ぐきが下がる理由はなぜ?
PROCESS 03
9mm以上プローブがポケット内に入っていきます。
見た目以上に歯周病が悪化進行しています。(2008.9.26)
この患者様は、部分的にアチラ、コチラ(各部位)に深い歯周ポケットが存在し、物が詰まりやすいお口になっていました。
PROCESS 04
ここまでプローブが入れば、どの治療の選択が正しいのか?
- もう持たないと、抜歯を勧めるのか?
- ブラッシング指導とクリーニングする「予防治療=消極的治療」なのか?
- 「積極的治療」をする事で、残せる可能性を広げられるか?(技術スキルを必要とするが、間違えたら抜歯を早めることになる)
どの治療選択が、将来を良くするのかは、背景にある技術力によって、判断は変わります。
- 【関連ページ】 消極的治療(歯周病予防)と積極的治療のどちらが良いか?
PROCESS 05
当院の選択は、積極的に治療していき、歯周ポケットからの排膿と、歯の動揺を消失させました。そして、骨の復活、回復も見られより安定しております。(2009.6.12)現在も尚、定期検診に来られ安定しております。
左上2・3番は安定。動揺も消失。4番は症状が良好になっていますが、定期検診毎に経過観察中。
当院では、歯周病の謎・なぜ!を治していきます。
※このページは、測定方法(検査)の話であって、治す行為ではありません。